つちふ)” の例文
かき濁りつちふる春やおぼほしく光無きに家さがしつつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
かき濁りつちふる春やおぼほしく光無きに家さがしつつ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
風荒れて黄につちふらす下つ空大き年けさの初日ぞのぼる
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふらす春の嵐はとよもさず雉子きぎす鳴き立つ聲ぞとよもす
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふらす春の嵐はとよもさず雉子きぎす鳴き立つ声ぞとよもす
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
北のの雪に思へばつちふらし低居ひくゐる雲よ遠く来にけり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふらし嵐吹き立つ春さきは代々木野かけてあけ風空かざぞら
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふらし嵐吹き立つ春さきは代々木野かけてあけ風空かざぞら
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふらす黄沙わうさたひらただならず日はあけをどみ蒙古犬吼ゆ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふらす、つちふらす茫漠たる内蒙古
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふるや、黄なるすな、嵐とたけ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
つちふるや、なるすな、嵐とたけ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)