トップ
>
離籍
ふりがな文庫
“離籍”の読み方と例文
読み方
割合
りせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りせき
(逆引き)
ある大家では、籍まで入れて飼って居たが、
交尾期
(
こうびき
)
にあまり家をあけるので、到頭
離籍
(
りせき
)
して了うた。
其様
(
そん
)
な事で彼は甲州街道の
浮浪犬
(
ふろういぬ
)
になり、可愛がられもし
窘
(
いじ
)
められもした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
先
(
せん
)
の白も彼に色々の厄介をかけたが、デカも近所の
鶏
(
とり
)
を捕ったりして
一再
(
いっさい
)
ならず
迷惑
(
めいわく
)
をかけた。去年の秋の頃は、あまりに家をあけるので、
煩悩
(
ぼんのう
)
も消え失せ、既に
離籍
(
りせき
)
しようかとした程であった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
離籍(りせき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“離籍”の意味
《名詞》
在籍している団体、組織から離れること。
旧民法で戸主が家族を除斥すること。
(出典:Wiktionary)
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
籍
常用漢字
中学
部首:⽵
20画
“離”で始まる語句
離
離屋
離室
離座敷
離縁
離家
離亭
離々
離別
離房
“離籍”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花