“雑行雑修”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざふぎやうざつしゆ50.0%
ザフギヤウザフシユ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本堂の阿弥陀様ばかりでは此の不思議なおそろしい宿業しゆくごふが除かれぬやうな気がするので、門徒宗でやかましい雑行雑修ざふぎやうざつしゆ禁制きんせいを破つて、ひまがあれば洛中洛外の神社仏寺へ三男をいて参詣した。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
数年前「ヒガシ」の門徒が、此までかた門徒連のやつた宗風のすたれるのを歎いて「雑行雑修ザフギヤウザフシユをふりすてゝ」と言ふ遺誡をふりかざして、門松め縄を廃止にしようとした時は、一騒動があつた。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)