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雄藩
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ゆうはん
ふりがな文庫
“
雄藩
(
ゆうはん
)” の例文
ひそかに軍用金でもためこんでいそうな
雄藩
(
ゆうはん
)
を、
日光東照宮
(
にっこうとうしょうぐう
)
修理奉行
(
しゅうりぶぎょう
)
に命じて、その金をじゃんじゃん吐きださせようという、徳川の最高政策です。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
爾来、前田家は北国の
雄藩
(
ゆうはん
)
として、後、数世紀にわたる治民と繁栄をこの時に約した。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時代は
混沌
(
こんとん
)
として来た。
彦根
(
ひこね
)
と水戸とが互いに傷ついてからは、薩州のような
雄藩
(
ゆうはん
)
の
擡頭
(
たいとう
)
となった。関ヶ原の敗戦以来、隠忍に隠忍を続けて来た長州藩がこの形勢を黙ってみているはずもない。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“雄藩”の意味
《名詞》
雄藩(ゆうはん)
江戸時代の藩のうち勢力が雄大な藩のこと。
(出典:Wiktionary)
“雄藩”の解説
雄藩(ゆうはん)とは、江戸時代の日本における勢力の強い藩のこと。経済力や政治力のある有力藩に対する呼称である。
(出典:Wikipedia)
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
藩
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
“雄”で始まる語句
雄
雄鶏
雄々
雄渾
雄叫
雄弁
雄山
雄大
雄勁
雄蕊