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雄士
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ますらを
ふりがな文庫
“
雄士
(
ますらを
)” の例文
遠く行く情人の足を蹈み
止
(
とゞ
)
まらすもの、猛く勇む
雄士
(
ますらを
)
の心を弱くするもの、情
差
(
たが
)
ひ
歓
(
よろこび
)
薄らぎたる間柄を
緊
(
し
)
め固うするもの、涙の
外
(
ほか
)
には求めがたし。人世涙あるは原頭に水あるが如し。
山庵雑記
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
見ることを得る外部は、見ることを得ざる内部を語り難し。盲目なる世眼を盲目なる儘に
睨
(
にら
)
ましめて、
真贄
(
しんし
)
なる霊剣を
空際
(
くうさい
)
に撃つ
雄士
(
ますらを
)
は、人間が感謝を払はずして恩沢を
蒙
(
かう
)
むる神の如し。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
士
常用漢字
小5
部首:⼠
3画
“雄”で始まる語句
雄
雄鶏
雄々
雄渾
雄叫
雄弁
雄山
雄大
雄蕊
雄勁