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階梯
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はしご
ふりがな文庫
“
階梯
(
はしご
)” の例文
下に
階梯
(
はしご
)
の
降口
(
おりくち
)
があるのを見ると、
灯火
(
あかり
)
が障子へさして座敷がありそうに思いましたから、
手灯
(
てともし
)
を吹消して階梯段を降りて参りまして
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
で、種馬見物は帰りにでもということにしてもらって、ぞろぞろと出迎いの歌人たちに交って
階梯
(
はしご
)
を下りかける、すぐにランチに飛び移ると
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
階梯
(
はしご
)
が下されるや否や、私ははしけに乗りうつり、上陸するとホテルへかけつけて食事をし、その後町を散歩した。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
と、二階の
階梯
(
はしご
)
を上つたところに大きな姿見があつて、それにきまつてかれの
頭髪
(
かみ
)
の延びた蒼白い神経質な顔が映る。それがKには何となくきまりがわるかつた。
田舎からの手紙
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
山「へーえ、其の縁の下へ
階梯
(
はしご
)
が掛って、床の下が通れるようになって、成程、で
其処
(
そこ
)
を覗くとどうなって居りました」
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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二階の
階梯
(
はしご
)
をけたたましく踏鳴らして上って、芳子の打伏している机の傍に厳然として坐った。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
劇場
(
しばい
)
でいたす廻り舞台のようにぎゅーと
開
(
ひら
)
きまして、不思議のことゝ
後
(
あと
)
へ下りますと書棚の下に
階梯
(
はしご
)
の
降口
(
おりくち
)
がありまして、あゝこんな所に階梯の降口はない筈だが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
輪転機関の
屋
(
いえ
)
を
撼
(
うごか
)
す音と職工の臭い汗との交った細い間を通って、事務室の人々に軽く
挨拶
(
あいさつ
)
して、こつこつと長い狭い
階梯
(
はしご
)
を登って、さてその
室
(
へや
)
に入るのだが、東と南に明いたこの室は
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
“階梯”の意味
《名詞》
階 梯(かいてい)
学習の手ほどき。
学習する段階。
器械体操で斜めに掛けるはしご。また、それを用いて行う体操。
(出典:Wiktionary)
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
梯
漢検準1級
部首:⽊
11画
“階梯”で始まる語句
階梯段