陰影ニュアンス)” の例文
繊細な心理的陰影ニュアンスを捉へながら、自然に流露する微笑ましい機智を透して、しめやかな詩的感動を与へるのである。
仏国現代の劇作家 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
私がそれまで昔の恋人こいびとに対する一種の顧慮こりょから、その物語の裏側から、そしてただ、それによってその淡々たんたんとした物語に或る物悲しい陰影ニュアンスあたえるばかりで満足しようとしていた
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)