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陋見
ふりがな文庫
“陋見”の読み方と例文
読み方
割合
ろうけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうけん
(逆引き)
親達が失望して情ながる
面
(
かお
)
は手紙の上に浮いて見えるけれど、こうなると妙に
剛情
(
ごうじょう
)
になって、因襲の
陋見
(
ろうけん
)
に
囚
(
とら
)
われている年寄の
白髪頭
(
しらがあたま
)
を冷笑していた。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
支那における考証学亡国論の如きは、
固
(
もと
)
より
人文
(
じんぶん
)
進化の道を
蔽塞
(
へいそく
)
すべき
陋見
(
ろうけん
)
であるが、考証学者中に往々修養のない人物を
出
(
い
)
だしたという暗黒面は、その存在を否定すべきものではあるまい。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
陋見(ろうけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“陋見”の意味
《名詞》
陋見(ろうけん)
陋(せま)い料簡。
自己の見解をへりくだっていう語。
(出典:Wiktionary)
陋
漢検1級
部首:⾩
9画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“陋”で始まる語句
陋巷
陋
陋劣
陋屋
陋習
陋態
陋居
陋醜
陋劣漢
陋室
“陋見”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
森鴎外