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間諜
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まわしもの
ふりがな文庫
“
間諜
(
まわしもの
)” の例文
「敵の
間諜
(
まわしもの
)
じゃないか。」と座の右に居て、
猪口
(
ちょく
)
を持ちながら、膝の上で、箇条を拾っていた当家の主人が、ト
俯向
(
うつむ
)
いたままで云った。
第二菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「これご覧なされい、拙者初対面から
怪
(
おか
)
しい奴と睨んでおりましたが、
案
(
あん
)
の
定
(
じょう
)
大月玄蕃の
間諜
(
まわしもの
)
でござった」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから
踏縛
(
ふんじば
)
って、お蘭
様
(
さん
)
を埋めた棺桶の中へ
投
(
ほう
)
り込んで、石蓋をして畳を敷いて来ましたが、
此所
(
こゝ
)
へ来て見ると、粥河の畜生中々本当にする奴じゃアねえ、何でも山三郎の
間諜
(
まわしもの
)
だ/\と云ってたが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「うぬ、
間諜
(
まわしもの
)
!」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
間諜
(
まわしもの
)
だッ」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
諜
漢検準1級
部首:⾔
16画
“間諜”で始まる語句
間諜座
間諜僧
間諜団
間諜犬
間諜者
間諜船舶
間諜間者