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長濤
ふりがな文庫
“長濤”の読み方と例文
読み方
割合
うねり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うねり
(逆引き)
ヴィデも、
長濤
(
うねり
)
に阻まれて、照尺を決めることが出来ない。なにしろ、相手は一点の灯、こちらは、闇にうっすらと浮く巨館のような船体である。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
が、まだまだ
長濤
(
うねり
)
が高く、一同死んだようになって、ただゴロゴロと水浸しの船室に寝そべっていた。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
飛沫
(
しぶき
)
のなかを、消えあるいは点いて……闇の海上をゆく
微茫
(
びぼう
)
たる光があった。その頃は、小雨が太まってき
長濤
(
うねり
)
がたかく、
舳
(
へさき
)
は水に没して、両舷をしぶきが洗ってゆく。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
長濤(うねり)の例文をもっと
(2作品)
見る
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
濤
漢検準1級
部首:⽔
17画
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