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鐘馗
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しょうき
ふりがな文庫
“
鐘馗
(
しょうき
)” の例文
ただ
中気
(
ちゅうき
)
で手足のきかぬ
祖父
(
おじい
)
さんと雇いばあさんがいるばかり、いつもはにぎやかな家もひっそりして、床の間の金太郎や
鐘馗
(
しょうき
)
もさびしげに見えた。
竜舌蘭
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
鐘馗
(
しょうき
)
という
悪魔降伏
(
あくまごうふく
)
の神力ある英雄の像をまつる、桃太郎という
冒険者
(
ぼうけんしゃ
)
の像と、金太郎という動物と
同棲
(
どうせい
)
していた自然児の
裸像
(
らぞう
)
もまつる、この
祀
(
まつ
)
りを五月の
節句
(
せっく
)
と称するんだ
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
もっとも
鐘馗
(
しょうき
)
様がお笑い遊ばしちゃあ、鬼が
恐
(
こわ
)
がりはいたしますまい、私どもが申せば活如来、新聞屋さんがおっしゃればその予言者、活如来様や予言者殿の、その鼻ッつきがああだとあっては
政談十二社
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「だが君、その
鐘馗
(
しょうき
)
や桃太郎の話をもっとくわしく話してくれたまえ」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
馗
漢検1級
部首:⾸
11画
“鐘”で始まる語句
鐘
鐘楼
鐘撞堂
鐘釣
鐘巻自斎
鐘撞
鐘巻
鐘鳴器
鐘撞堂新道
鐘声