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鋸引
ふりがな文庫
“鋸引”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のこぎりび
80.0%
のこぎりびき
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のこぎりび
(逆引き)
鋸引
(
のこぎりび
)
きが
済
(
す
)
んで、セメント柱は二つに切られた。博士の指図によって、消防隊の人々が一方のセメント柱に手をかけて、えんやえんやと引張った。
○○獣
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「ところで番頭さん、あれだけの
鋸引
(
のこぎりび
)
きが、聞えなかつたのは何う言ふわけだらう。あんな大穴を二つもあけるには、どうしたつて
半刻
(
はんとき
)
はかゝるが」
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鋸引(のこぎりび)の例文をもっと
(8作品)
見る
のこぎりびき
(逆引き)
ガラツ八は、泥棒の
鋸引
(
のこぎりびき
)
にした雨戸へ、廻し鋸を入れて少しづつ、少しづつ引いて居ります。
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
プーンと言つた
鋸引
(
のこぎりびき
)
でもするやうな、
虻
(
あぶ
)
が障子の間へ入つたやうな、——私も聽きましたとも。すると主人は飛起きて、
絆纒
(
はんてん
)
を引つ掛けて、
手燭
(
てしよく
)
と鍵を持つて、廊下傳ひに土藏の方へ行きました。
銭形平次捕物控:154 凧の詭計
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鋸引(のこぎりびき)の例文をもっと
(2作品)
見る
鋸
漢検準1級
部首:⾦
16画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“鋸”で始まる語句
鋸
鋸屑
鋸山
鋸歯
鋸目
鋸挽
鋸草
鋸葉
鋸屋
鋸歯状
“鋸引”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
吉川英治
野村胡堂
海野十三
寺田寅彦