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のこぎりびき
ふりがな文庫
“のこぎりびき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鋸引
66.7%
鋸挽
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鋸引
(逆引き)
ガラツ八は、泥棒の
鋸引
(
のこぎりびき
)
にした雨戸へ、廻し鋸を入れて少しづつ、少しづつ引いて居ります。
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
プーンと言つた
鋸引
(
のこぎりびき
)
でもするやうな、
虻
(
あぶ
)
が障子の間へ入つたやうな、——私も聽きましたとも。すると主人は飛起きて、
絆纒
(
はんてん
)
を引つ掛けて、
手燭
(
てしよく
)
と鍵を持つて、廊下傳ひに土藏の方へ行きました。
銭形平次捕物控:154 凧の詭計
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
のこぎりびき(鋸引)の例文をもっと
(2作品)
見る
鋸挽
(逆引き)
あの
米
(
よね
)
とか
友
(
とも
)
とかいう変てこな兄いが、どうした間違えか役人にとっつかまって、ちょうさんてえ罪で、草津の辻で三日間の
晒
(
さら
)
し、それが済むとやがて
鋸挽
(
のこぎりびき
)
になろうてんだ。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
のこぎりびき(鋸挽)の例文をもっと
(1作品)
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