“鋸山”の読み方と例文
読み方割合
のこぎりやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鋸山のこぎりやまニ登ル。」の作に「我来正逢清秋月。錦嚢将補前遊欠。」〔我来リテ正ニ逢フ清秋ノ月/錦嚢将ニ補ハントス前遊ノ欠ヲ〕の句がある。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
馬「へゝえれが、近く見えますねえ、旦那に此の間伺いましたがれがたしか鋸山のこぎりやまですね、成程鋸見たようで」
そのうちに、わたしが鋸山のこぎりやまへ登って、おびただしい蛇に出逢った話をすると、半七は顔をしかめながら笑った。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)