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鋩尖
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ぼうしさき
ふりがな文庫
“
鋩尖
(
ぼうしさき
)” の例文
今此のお侍も本当に刀を
鑒
(
み
)
るお方ですから、
先
(
ま
)
ず
中身
(
なかご
)
の
反
(
そ
)
り
工合
(
ぐあい
)
から
焼曇
(
おち
)
の有り無しより、
差表
(
さしおもて
)
差裏
(
さしうら
)
、
鋩尖
(
ぼうしさき
)
何や
彼
(
か
)
や吟味致しまするは、
流石
(
さすが
)
にお
旗下
(
はたもと
)
の殿様の事ゆえ、
通常
(
なみ/\
)
の者とは違います。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私
(
わたくし
)
は刀の見様などは存じませんが、先ず刀を
真直
(
まっすぐ
)
に立って暫くの間こう遣って見ると、
刀脊
(
みね
)
の
三
(
み
)
つ
棟
(
むね
)
に相成ってるカサネの厚い所を見て、又こう袖を当てまして暫くの間
鋩尖
(
ぼうしさき
)
から横手
下物打
(
したものうち
)
から
鎬
(
しのぎ
)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鋩
漢検1級
部首:⾦
14画
尖
漢検準1級
部首:⼩
6画
“鋩”で始まる語句
鋩子
鋩子先
鋩
鋩先
鋩子尖