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銜
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くつわ
ふりがな文庫
“
銜
(
くつわ
)” の例文
かのユスティニアーノ汝のために
銜
(
くつわ
)
を
調
(
とゝの
)
へしかど、鞍空しくば何の益あらむ、この銜なかりせば恥は却つて
少
(
すく
)
なかるべし 八八—九〇
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
正直者の御者の樊遅は、駟馬の
銜
(
くつわ
)
を執りながら、時々車上の夫子が老顔を窃み視て、傷ましい放浪の師の身の上に涙を流した。
谷崎潤一郎氏の作品
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
銜
(
くつわ
)
は口の両側にある、大きな木片で出来た、妙な装置である。何等かの目的で、馬の外臀部にあてがってある繩には、磨傷をふせぐ為に、木の
転子
(
ころ
)
がいくつかついている。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
それかの生れしにあらざる人は、己が益なる意志の
銜
(
くつわ
)
に
堪
(
た
)
へかねて、己を罪しつゝ、己がすべての子孫を罪せり 二五—二七
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
四方
(
よも
)
の空はや靜かになりぬ、彼我に曰ふ。これは硬き
銜
(
くつわ
)
にて己が
境界
(
さかひ
)
の内に人をとどめおくべきものなり 一四二—一四四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
しかるに汝等は餌をくらひ、年へし敵の
魚釣
(
はり
)
にかゝりてその許に曳かれ、
銜
(
くつわ
)
も
呼
(
よび
)
も殆んど益なし 一四五—一四七
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
“銜(ハミ(馬具))”の解説
ハミ(馬銜、銜、en: bit)、または轡(くつわ)は、馬具の一種であり、馬の口に含ませる主に金属製の棒状の道具である。
(出典:Wikipedia)
銜
漢検1級
部首:⾦
14画
“銜”を含む語句
横銜
馬銜
銜煙管
引銜
相銜
兜銜山
官銜燈
頭銜