“銃火”の読み方と例文
読み方割合
じゅうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なアに、痣蟹が竜宮劇場の裏口を通っていたのを発見して、また警官隊と銃火じゅうかまじえたのだそうだ。痣蟹はとうとう逃げてしまったので、つかもうけだ。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
つるべうちにぶっぱなした銃火じゅうか轟音ごうおんは二ばいになってきこえた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
バラバラと飛んでゆく弾丸は、黒いモーニングの上にたちまち白い弾丸跡たまあともなくつづってゆくのでした。とうとう洋服の布地ぬのじの一部がボロボロになって、銃火じゅうかに吹きとばされました。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)