“火縄銃”のいろいろな読み方と例文
旧字:火繩銃
読み方割合
ひなわじゅう75.0%
ひなわづつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火縄銃ひなわじゅうには、たまこめ、点火のために、およそ呼吸の数で、熟練者でも、五ツいきか六息ぐらいな時間がく。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今回の原子爆弾は原子火薬を使うものとしては火縄銃ひなわじゅう程度と考えるのが至当であろう。この火縄銃が大砲にまで進歩した日のことをありありと想像し得る人は少いであろう。
原子爆弾雑話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
長者屋敷のところで、横合いから、火縄銃ひなわづつかついで犬をつれた猟師ていの男が名を呼びかけたのをも気がつかず通り過ぎようとすると、猟師は近寄って来て、金蔵の肩に後ろから手をかけ