“鉄枠”の読み方と例文
読み方割合
てつわく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、見とおしのできる通路のところへ、部品や鉄枠てつわくなどが、乱雑らんざつに散らばっているのでそれと分かる。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ぶしつけな不遜ふそんな私の態度を御ゆるしくださいませ——なおもなおも深く身を焦さねばならぬ煩悩ぼんのうきずなにシッカと結びつけられながら、身ぶるいするようなあの鉄枠てつわくやあるいは囚舎の壁
死児を産む (新字新仮名) / 葛西善蔵(著)
「うむ、Q型8号とは、この人造人間ですよ。ホラ、その鉄枠てつわくの上にペンキで書いてある」
人造人間事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)