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鈍如
ふりがな文庫
“鈍如”の読み方と例文
読み方
割合
どんより
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんより
(逆引き)
農は従順である。土の従順なるが如く従順である。土は無感覚の如く見える。土の如く
鈍如
(
どんより
)
した農の顔を見れば、限りなく
蹂躙
(
じゅうりん
)
してよいかの如く誰も思うであろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
成程
(
なるほど
)
眼で分かる——さもありそうなことだ。
鵜
(
う
)
の目、鷹の目、
掏摸
(
すり
)
の眼、新聞記者の眼、
其様
(
そん
)
な眼から見たら、
鈍如
(
どんより
)
した田舎者の眼は、
嘸
(
さぞ
)
馬鹿らしく見えることであろう。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
鈍如(どんより)の例文をもっと
(1作品)
見る
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“鈍”で始まる語句
鈍
鈍色
鈍刀
鈍物
鈍重
鈍々
鈍間
鈍根
鈍痛
鈍感
“鈍如”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花