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金石
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きんせき
ふりがな文庫
“
金石
(
きんせき
)” の例文
そしてなんとなく
金石
(
きんせき
)
の響を帯びているように感ぜられる。しかし純一には、声よりは目の閃きが強い印象を与えた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この
一夕
(
いっせき
)
のことを、後の史家は「
越水
(
おちみず
)
の
会盟
(
かいめい
)
」といって、以後、関ヶ原戦後にまでつづいた豊臣家と上杉家との
金石
(
きんせき
)
の
盟約
(
ちかい
)
は、実に、この時、両者のあいだに結ばれたものだといわれている。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あゝ、
夥
(
おびたゞ
)
しいは
草
(
くさ
)
や
木
(
き
)
や
金石
(
きんせき
)
どもの
其
(
その
)
本質
(
ほんしつ
)
に
籠
(
こも
)
れる
奇特
(
きどく
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
時ふれば
金石
(
きんせき
)
もやがて
泯
(
ほろ
)
びん
艸千里
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
寒といふ字に
金石
(
きんせき
)
の
響
(
ひびき
)
あり
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
“金石”の意味
《名詞》
金属と岩石。
金属器と石器。鐘や石碑など。
固いこと。
(出典:Wiktionary)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“金石”で始まる語句
金石併用期
金石刻
金石文
金石港
金石印刻
金石間近