里長さとおさ)” の例文
随筆北越雪譜の著者南魚沼郡塩沢の里長さとおさ鈴木牧之から庚辰三月二十五日に伝聞した実況で、牧之は村政や筆硯多忙のために
越後の闘牛 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
変だな。この国の国守の下役に、あがたの何某という人がいたなどとは聞いたことがない。私の家は里長さとおさをしているのだから、そういう人が亡くなられたのを
里長さとおさに命じて三千人の部下を忍ばせ、見あたり次第に片端から引っ捕えて、ことごとくいちいて杖殺じょうさつさせた。
里長さとおさが帰って行った後で、張昭は、彼に諫めた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)