“里居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さとい50.0%
さとゐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つれづれなる里居さといのほどに書いたという語によっても、それが心の落ちつきと集中とをもって初めて書かれ得たのである事は明らかである。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
宮中のお使いが始終来て御所へお帰りになることを促されるのであったが、なお宮は里居さといを続けておいでになった。
源氏物語:05 若紫 (新字新仮名) / 紫式部(著)
夏やせの我やねたみの二十妻はたちづま里居さとゐの夏に京を説く君
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
里居さとゐなづむも傚はず
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)