醍醐天皇だいごてんのう)” の例文
六十代醍醐天皇だいごてんのう延長年間えんちょうねんかん、三井寺に興義こうぎという僧があった。絵が上手じょうずだったので、名人という評判を世間から立てられていた。
これは御存ごぞんじの醍醐天皇だいごてんのう御代みよ出來できたもので、普通ふつう天子てんしおほせでつくつた歌集かしゆう第一番だいゝちばんのものだといふことになつてゐます。かうした歌集かしゆう敕撰集ちよくせんしゆうといひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)