“遺偈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いげ50.0%
ゆいげ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に彼三十一歳、その臨終の遺偈いげは、まことにりっぱなものであります。「四大もと主なし。五おん本来空。こうべもって白刃に臨めば、なおし春風をるが如し」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
利休の遺偈ゆいげなるものはなかなかやかましく、今まで随分それをあがめた文書も多い。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)