遠海とほうみ)” の例文
遠海とほうみも、大河も、町の家並も、汽車も、凡て八月のこの曇つた一日を平和に送つてゐるらしく見えた。
少年の死 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
嗚呼堪へがたし遠海とほうみ
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
きりれゆけば遠海とほうみ
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
しばしは荒き遠海とほうみ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)