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過失
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そそう
ふりがな文庫
“
過失
(
そそう
)” の例文
いつぞやお
鍋
(
なべ
)
が
伊万里
(
いまり
)
の
刺身皿
(
さしみざら
)
の箱を落して、十人前ちゃんと
揃
(
そろ
)
っていたものを、毀したり傷物にしたり一ツも満足の物の無いようにしました時、
傍
(
そば
)
で見ていらしって、
過失
(
そそう
)
だから仕方がないわ
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
けれども間もなく銀行の人と結婚するから構わない。お島も相変らず
軽率
(
そそっか
)
しい。
過失
(
そそう
)
をすると何時でも乃公にかずける。此んな事は気にはかけないが、大臣にならない中に学校を退校されそうだ。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
そうこうするうち次郎坊の方をふとした
過失
(
そそう
)
で毀してしまった。
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“過失”の解説
過失(かしつ)とは、注意義務に違反する状態や不注意をいい、特に民事責任あるいは刑事責任の成立要件としては、ある結果を認識・予見することができたにもかかわらず、注意を怠って認識・予見しなかった心理状態、あるいは結果の回避が可能だったにもかかわらず、回避するための行為を怠ったことをいう。
(出典:Wikipedia)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
失
常用漢字
小4
部首:⼤
5画
“過”で始まる語句
過
過去
過日
過般
過言
過敏
過程
過誤
過越
過激