逆修ぎゃくしゅ)” の例文
一切経会いっさいきょうえ、御八講、祈雨御読経きうみどきょう、御逆修ぎゃくしゅ、塔供養、放生会ほうじょうえ、——それらは賀茂祭かもまつり五竜祭ごりゅうさい大嘗会だいじょうえなどと異なるところがない。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
母は六十にして既に老いたれど、身は万里を超えて遠く行かんとするので、再会のし難きをおもい、逆修ぎゃくしゅの植善を為さんとするのであった。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)