“追伸”の読み方と例文
読み方割合
ついしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武蔵野新聞社、学芸部、長沢伝六。太宰治様。追伸(ついしん)、尚原稿書き直して戴(いただ)ければ、二十五日までで結構だ。それから写真を一枚、同封して下さい。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
明晩(すなわちその夜)のお招きにも出席しかねる、と剣(けん)もほろろに書き連ねて、追伸(ついしん)に、先日あなたから一言(ごん)の紹介もなく訪問してきた素性(すじょう)の知れぬ青年の持参した金はいらないからお返しする。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
追伸(ついしん)、この手紙に、僕は、言い足りない、或(あるい)は言い過ぎた、ことの自己嫌悪を感じ、『ダス・ゲマイネ』のうちの言葉、『しどろもどろの看板』を感じる。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)