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迷執
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めいしゅう
ふりがな文庫
“
迷執
(
めいしゅう
)” の例文
そしてそれらの
迷執
(
めいしゅう
)
に、幾度か傷つきながらも、幾度かつまずきながらも、彼の魂はかえって鍛えられつちかわれた。
ジャン・クリストフ:01 序
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
一つ事に
迷執
(
めいしゅう
)
を抱き、身、別世界にある思いの左膳は、朝夕夢のこけ
猿
(
ざる
)
を追って、流れ流れてふたたび江戸へ……。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
犯人は
一事狂者
(
モノマニアック
)
で、ある一つの
迷執
(
めいしゅう
)
に駆られてこの犯行を重ねているということは肯定しうるが、しかし、ウィンスロウ博士が想定しているような、意力の加わらない
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
物をあつめてよろこぶ人が、一つことに気をつめた末、往々にして捉われる
迷執
(
めいしゅう
)
である。
業火
(
ごうか
)
である。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
黄金
(
こがね
)
のうずたかきところ、醜きまでにあらわな我欲
迷執
(
めいしゅう
)
の集まることは、古今その
軌
(
き
)
を一つにする。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
執
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“迷”で始まる語句
迷
迷惑
迷児
迷子
迷信
迷宮
迷妄
迷路
迷子札
迷兒