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迷児
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まご
ふりがな文庫
“
迷児
(
まご
)” の例文
旧字:
迷兒
だからさ、順境にあるものがちょっと
面喰
(
めんくら
)
うか、
迷児
(
まご
)
つくか、
蹴爪
(
けつま
)
ずくかすると、そらすぐ眼の球の色が変って来るんだ。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それは部屋へ帰れずに
迷児
(
まご
)
ついている今の自分に付着する
間抜
(
まぬけ
)
さ
加減
(
かげん
)
を
他
(
ひと
)
に見せるのが
厭
(
いや
)
だったからでもあるが、実を云うと、この驚ろきによって
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
よしなっていたって、幼稚にしろ筋は子供の頭より
込入
(
こみい
)
っているからそう一口に判断を下してやる訳には行かない。それでどうも
迷児
(
まご
)
つかされる事がたびたび出て来るのです。
中味と形式
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なおさら
迷児
(
まご
)
ついたのである。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“迷”で始まる語句
迷
迷惑
迷子
迷信
迷妄
迷宮
迷路
迷子札
迷兒
迷羊