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返盃
ふりがな文庫
“返盃”の読み方と例文
読み方
割合
へんぱい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんぱい
(逆引き)
「とんでもないこって……。」と兄貴は
返盃
(
へんぱい
)
を両手に受け取って、「こちとらと違えまして、
伎倆
(
はたらき
)
がおありなさるから……。」
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「まあ、一つ頂きましょう」と客は岸本からの
返盃
(
へんぱい
)
を催促するように言った。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
『
玄竹
(
げんちく
)
、
返盃
(
へんぱい
)
せい。』と、
但馬守
(
たじまのかみ
)
は
細
(
ほそ
)
い
手
(
て
)
を
差
(
さ
)
し
伸
(
の
)
べた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
返盃(へんぱい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“返盃”の意味
《名詞》
差された酒が入ったさかずきを飲み干し、相手にそのさかずきを返すこと。
(出典:Wiktionary)
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“返”で始まる語句
返
返事
返辞
返答
返報
返辭
返討
返詞
返咲
返却
“返盃”のふりがなが多い著者
上司小剣
徳田秋声
島崎藤村