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辺隅
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へんぐう
ふりがな文庫
“
辺隅
(
へんぐう
)” の例文
小国
辺隅
(
へんぐう
)
、しかも士馬少なく、産業もふるわない北国から起って、謙信が、甲州の強大武田家と、以来、殆ど年々といってよいほど、戦雲を曳いて
対峙
(
たいじ
)
することになったのは、実に
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかし是もまたかつては皆はたいて粉にしていたことは、
炒粉
(
いりこ
)
をハッタイと謂うただ一つの語からでも
判
(
わか
)
る。そうして現在もまた
辺隅
(
へんぐう
)
の地においては、その方法が持続しているのである。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
維昔
(
むかし
)
天孫豊葦原を鎮め給いしより、文化
東漸
(
とうぜん
)
し、今や北海
辺隅
(
へんぐう
)
に至る迄億兆
斉
(
ひと
)
しく
至仁
(
じじん
)
の
皇沢
(
こうたく
)
に浴せざるものなし。我が一家亦世々其恵を受け、祖先の勤功と父母の労苦とに由り今日あるを致せり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
隅
常用漢字
中学
部首:⾩
12画
“辺”で始まる語句
辺
辺鄙
辺陬
辺幅
辺僻
辺土
辺疆
辺陲
辺塞
辺洪