トップ
>
炒粉
ふりがな文庫
“炒粉”の読み方と例文
読み方
割合
いりこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いりこ
(逆引き)
越後の
三面
(
みおもて
)
村ではこの熟柿をトンコと呼んでいる。コウセンすなわち麦の
炒粉
(
いりこ
)
に、このトンコを合せ練って、甘味をつけて食べるという(布部郷土誌)。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
おれは小さい時には顏に青筋が出てゝ、
酷
(
ひど
)
い疳性で皆んなを
手古摺
(
てこず
)
らせたさうだよ。
炒粉
(
いりこ
)
が思ふやうに
茹
(
ゆだ
)
らないと云つて泣き入つたまゝ氣絶して、一時は助らないと思はれたさうだ。
母と子
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
大豆の
炒粉
(
いりこ
)
はキナコと謂って今も普通であるが、豆にはご
汁
(
じる
)
や豆腐のために今一つの水浸けの法も行われている。炒り搗きを主とするのは麦類が多かった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
炒粉(いりこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
炒
漢検1級
部首:⽕
8画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“炒”で始まる語句
炒
炒米
炒豆
炒付
炒麦
炒玉子
炒豆腐
炒鶉蛋
“炒粉”のふりがなが多い著者
柳田国男
正宗白鳥