蹈跨ふみまたが)” の例文
あるいは大磐石を胸に落し、我その上に蹈跨ふみまたがって咽喉のどめ、五体に七筋の蛇をまとわし、きばある蜥蜴とかげませてまでのろうたが、頑として退かず、悠々と歌を唄うに、折れ果てた。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)