“ふみまたが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
踏跨50.0%
蹈跨50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちばん上の桟へ踏跨ふみまたがった米友は、そこで巧みに中心を取ってはいるが、それを下から見るとかなり危なかしいもので、大風に吹かれるように右へ左へゆらゆらと揺れます。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あるいは大磐石を胸に落し、我その上に蹈跨ふみまたがって咽喉のどめ、五体に七筋の蛇をまとわし、きばある蜥蜴とかげませてまでのろうたが、頑として退かず、悠々と歌を唄うに、折れ果てた。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)