踏跨ふみまたが)” の例文
いちばん上の桟へ踏跨ふみまたがった米友は、そこで巧みに中心を取ってはいるが、それを下から見るとかなり危なかしいもので、大風に吹かれるように右へ左へゆらゆらと揺れます。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)