“踏板”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふみいた57.1%
ギャングウェイ14.3%
バルパン14.3%
ペダル14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次は尚ほも念入りに調べましたが、中でも足場に並べた踏板ふみいたと、それを結へた繩の結び目を、幾度も見直して居ります。
銭形平次捕物控:180 罠 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
九時近く、踏板ギャングウェイが渡されて、B甲板の引揚者から下船をはじめた。
ノア (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
二人が掛声も抜きに、一人に籾俵を背負わせると、その男は電気の持ち役に足元を照らされつつ長い踏板バルパンを伝って下りて行く。云うまでもなく先達はいよいよ浮足立っていた。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)
キャラコさんは、踏板ペダルを踏んで、そっと鍵盤を押してみた。
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)