踏板バルパン)” の例文
二人が掛声も抜きに、一人に籾俵を背負わせると、その男は電気の持ち役に足元を照らされつつ長い踏板バルパンを伝って下りて行く。云うまでもなく先達はいよいよ浮足立っていた。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)