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足蹟
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そくせき
ふりがな文庫
“
足蹟
(
そくせき
)” の例文
けれどもそれは暗示であり、提案である、「わが教令を聴け」といわれても、太子のふまれた
足蹟
(
そくせき
)
はあまりに偉大であり、あまりに
模糊
(
もこ
)
としている。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
罪歴などとともに
逮捕
(
たいほ
)
の官令が、諸道諸県へわたってひろく配布されたようではあるが、しかし犯人武松の
足蹟
(
そくせき
)
には、かいもく何のつかむところもなく、ただ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
文字の表には、いわれてないことも、歴々と、彼の血みどろな解脱のすがたが——己れに
剋
(
か
)
って来た
足蹟
(
そくせき
)
が、読みとられる。要するに、五輪書も、かれの人生体験の外のものではない。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
蹟
漢検準1級
部首:⾜
18画
“足”で始まる語句
足
足袋
足許
足下
足音
足掻
足駄
足利
足蹴
足跡