足掛あしがか)” の例文
将来の足掛あしがかりを、求めようとしたであろうし、えてみのりを待つほどの忍耐をもって、気永きながに風と潮行しおゆきとを観測してゆくとすれば
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しかしそのような足掛あしがかりになるものは何一つとてなく、全くつるつるした壁でありました。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)