“赤肉（せきにく）” の例文

吾家に錫（しゃく）を止（とど）め給ひてその巻物を披見（ひけん）せられ、仏前に引摂結縁（いんじょうけちえん）し給ひて懇（ねんごろ）に読経供養（どきょうくよう）を賜はりし後（のち）、裏庭に在りし大栴檀樹（だいせんだんじゅ）を伐（き）つて其の赤肉（せきにく）を選み

ドグラ・マグラ (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)

“赤肉”の意味

《名詞》

牛肉やマグロなどの生肉で、脂肪分が少なく、他の部位にくらべて赤みをおびている部位。 あかみ。

くだものなどの農産物で、赤ないし橙色をおびた食用部位。
(出典:Wiktionary)

“赤肉”の解説

赤肉（あかにく）は主に赤色や暖色系の肉、果肉を指す。
食料となる動物の肉では赤肉、赤身（あかみ）、時に赤身肉と言われ赤色のものを指す。しかし、食事調査のための栄養学の赤肉（red meat）は、主に哺乳動物の肉を指す（これは単に食肉のことである）。
赤肉 (栄養学)
赤い身の色をした魚は一般に赤身、時に赤肉、特に赤身魚と言われ、白身魚に対比する。
果物では赤から橙色系の果肉を指して、赤肉梅、赤肉リンゴ、赤肉メロンのように使われる。
(出典:Wikipedia)

赤	常用漢字 小１ 部首:⾚ 7画
肉	常用漢字 小２ 部首:⾁ 6画