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赤帽
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あかぼう
その時、そこのプラットホオムに四十五六の
紳士がいて、僕のいる車室へ乗り
込んで来た。その後から
赤帽が大きなかばんを持ち込む。
それから、中央停車場へはいると、入口にいた
赤帽の一人が、突然千枝子に
挨拶をした。そうして「
旦那様はお変りもございませんか。」
バクダッドの町に、ヒンドバッドという、
貧乏な荷かつぎがいました。荷かつぎというのは、鉄道の
赤帽のように、お金をもらって人の荷物を運ぶ人です。
そこらじゅうを見ても、
駅長や
赤帽らしい人の、
影もなかったのです。
と思ったらあの
赤帽の
信号手がまた青い
旗をふって
叫んでいたのです。
そこら中を見ても、駅長や
赤帽らしい人の、
影もなかったのです。