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貼交
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はりま
ふりがな文庫
“
貼交
(
はりま
)” の例文
と
呟
(
つぶ
)
やいた。彼の
足許
(
あしもと
)
へ身を寄せるようにして、色紙で
貼交
(
はりま
)
ぜの
手筐
(
てばこ
)
のような物を作っていたさえは
彩虹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
堀田伯爵のために描いた『徒然草』の
貼交
(
はりま
)
ぜ
屏風
(
びょうぶ
)
一双は椿岳晩年の作として傑作の中に数うべきものであって、その下画らしいものが先年の椿岳展覧会にも二、三枚見えた。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
今日美代吉の
宅
(
たく
)
へ参ってふと見たる屏風の
貼交
(
はりま
)
ぜ、その短冊を見れば、父が勘当の折に書いてくれました自筆の……歌でございます……その短冊から段々問い合せますると、松山久馬の娘である
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あしらい方も慣れているし、なにを好むかも知っているらしく、ときおり美しい
貼交
(
はりま
)
ぜの
香筺
(
こうばこ
)
とか、人形道具とか、貝合せとか、小さい
白粉壺
(
おしろいつぼ
)
などを持って来て
呉
(
く
)
れたが
日本婦道記:墨丸
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
貼
常用漢字
中学
部首:⾙
12画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“貼”で始まる語句
貼
貼紙
貼付
貼札
貼出
貼附
貼替
貼板
貼薬
貼布