“象皮”の読み方と例文
読み方割合
ざうひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時あちらの隅の方に居た紳士で象皮ざうひ病か何かでおとがひと喉とがこぶで繋がつた男が僕等の横を通つて帰つて行つた。女達は目を下に伏せてをのゝく様な身振をした。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
なめさざる象皮ざうひごと
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
愚園ぐゑんの方は小さな浅草の花屋敷で、動物の外に一寸法師や象皮ざうひ病で片手が五十封度ポンドの重量のある男の見世物などがあり、勧工場くわんこうばや「随意小酌せうしやく」とはり出した酒亭しゆていもある。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)