讃頌さんしよう)” の例文
右、はるれやと申し候は、切支丹宗門の念仏にて、宗門仏に讃頌さんしようを捧ぐる儀に御座候由、篠、其節枕辺まくらべにて、泣く泣く申し聞かし候。
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
『ハレルヤ』と、奥にはにほふ讃頌さんしようかすけき夢路ゆめぢ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
われは待つ、天主の姫が讃頌さんしようの聲朗かに
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
みたみらが讃頌さんしようのこゑ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)