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ことばかず
ふりがな文庫
“
詞数
(
ことばかず
)” の例文
お玉は手持不沙汰なように、不断自分のいる所にいて、火鉢の
縁
(
へり
)
を
撫
(
な
)
でたり、
火箸
(
ひばし
)
をいじったりしながら、恥かしげに、
詞数
(
ことばかず
)
少く
受答
(
うけこたえ
)
をしている。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
二人は日常の事を
詞数
(
ことばかず
)
多く話し合った。どうも物を言い
止
(
や
)
めるのがこわいような気がするのである。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
プロホルは一体妙な男で、平生
詞数
(
ことばかず
)
を言はず、年を取つても
独者
(
ひとりもの
)
で暮し、誰とも交際しない。
鱷
(新字旧仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
わたしもどんなにか
詞数
(
ことばかず
)
が多かっただろう。3580
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
詞
常用漢字
小6
部首:⾔
12画
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
“詞”で始まる語句
詞
詞書
詞遣
詞章
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詞霊
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詞林