“詈(の)” の例文
その兄を詈(の)りて、「一つには天皇にまし、一つには兄弟(はらから)にますを、何ぞは恃もしき心もなく、その兄を殺(と)りまつれることを聞きつつ、驚きもせずて、怠(おほろか)に坐せる」
かれその國主(こにきし)の子心奢りて、妻(め)を詈(の)りしかば、その女人の言はく、「およそ吾は、汝(いまし)の妻(め)になるべき女にあらず。吾が祖(みおや)の國に行かむ」といひて、すなはち竊(しの)びて小(を)船に乘りて、逃れ渡り來て