“言遺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いひお50.0%
いひのこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幾許いくら急いで出掛けたつて、何とか一言ひとことぐらゐ言遺いひおいてきさうなものぢやないか。一寸ちよつと其処そこへ行つたのぢやなし、四五日でも旅だ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「貫一さん、それぢやもう留めないから、もう一度、もう一度……私は言遺いひのこした事がある」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)