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覗
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み
ふりがな文庫
“
覗
(
み
)” の例文
彼の意識の中に築きかけられた美しいものが、吉川機関手の
一言
(
ひとこと
)
で崩されてしまったのだった。あの優しい声は確かに彼の秘密を
覗
(
み
)
破っているようだった。
汽笛
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
黒吉は遙か下の舞台を
覗
(
み
)
下すと、ピエロの仙次は、
可笑
(
おか
)
しな身ぶりに、愛嬌をふり撒き、代って救助網を持った小屋掛人足が、意気な
法被
(
はっぴ
)
を着て三人ばかり出て来るところだった。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
そしてプロレタリア文学が「前衛の立場に立って物を
覗
(
み
)
、かつ描く」
農民文学の問題
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
覗
漢検準1級
部首:⾒
12画
“覗”を含む語句
覗見
差覗
覗込
垣覗
覗眼鏡
覗機関
明巣覗
股覗
覗窓戸
覗目鏡
覗得
覗口
覗出
覗入
見覗
藪覗
付覗
窺覗
盲目覗
盗人覗
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